風雨の夢 | 中野区鷺ノ宮から徒歩4分の精神科・心療内科

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今週の夢診断

風雨の夢

雨は天と地をつなぐもの、すなわち対立物の統合を意味する。心の葛藤を乗り越えられる時期が来ると、夢の中で雨が降る。雨の夢を見たら、心の葛藤に終止符を打つときが来たのだと思ったほうがよい。

同じようでも雪は違う。雪は地面を覆うもの、すなわち現実を隠してしまうものを表す。雪の夢を見たら、都合の悪い現実を隠してしまおうとしている可能性がある。

風は息吹き、すなわち生命を表す。息はギリシア語でプシケ(psyche)といい、これが心理学(psychology)や精神医学(psychiatry)の語源になっている。夢の中で風が吹いていたら、「生命、心、魂」がテーマになっている可能性がある。

【豆知識】ボッチチェリの名画「ヴィーナスの誕生」では西風の神がヴィーナスに息(生命)を吹き込んでいる様子が描かれている。
スサノオノミコトがイザナギの鼻から生まれたことは、スサノオの神格を考える上で興味深い。高天原を蹂躙してアマテラスを岩戸に逼塞させ、地上に追われてからはヤマタノオロチを退治し、黄泉の国の王となってからはオオクニヌシノミコトにイニシエーションを施すという桁外れの生命力は、スサノオがイザナギの息吹きから生まれたことに由来する。

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