診察内容
診療内容について
曽根クリニックにて診察を行っている症状の中で、特に患者様が多い症状について詳しい解説を行っています。
各症状をご覧いただく際には下記の症状名をクリックしてください。
うつ病
うつ病とはどんな病気?
うつ病は強いゆううつな気分とともに、意欲が出ない、考えがまとまらないといった精神的な症状と、眠れない、疲れやすいなどの体に現れる症状が長く続き、日常生活に支障が出てしまう病気です。
うつ病は脳内にあるセロトニンという心のバランスを保つ作用のある物質が減ってしまうことが原因です。
年々患者数が増加している病気で、日本人の15人に1人が一生のうちで一度はかかるという調査結果も報告されています。
うつ病は心の弱さが原因で起こるものではありません。しっかりと医師の診察と適切な治療を受ければ治すことができる病気です。
うつ病の種類
うつ病は大きく「うつ病」「躁病」「躁うつ病」の3つに分かれています。
1.うつ病
うつ病は、妙に暗くなる、考え方が悲観的になる、やる気が出なくなる、よく眠れなくなる、などの症状が現れます。それ以外にも、食欲がなくなる、頻脈・頻尿、吐き気、過呼吸など、身体的な症状が出る人も多いので、本人もうつだと自覚するケースが多いです。
これとは逆に身体的症状は出ているけれども、感情面での症状の自覚がない人が実はうつ病だったというケースがあります。これは「仮面うつ病」といい、通常のうつ病と違って自覚がないため、気が付いたら重症化していたといったケースが多いです。
2.躁病
躁病とは、テンションが高く、ハイな状態になることで、症状が進行すると日常生活にも支障をきたすようになってきます。妙に明るい反面ささいなことで怒り出す、集中力が低下する、自尊心が増大する、金遣いが荒くなり、浪費するなどの行動をとるようになります。さらに症状が悪化すると今までの反動がきたかのように極度のうつ状態になります。
3.躁うつ病
躁うつ病とは、周期的にうつ状態と躁状態を繰り返す病気で、双極性障害とも言われています。躁うつ病の患者は、うつ病患者100人に1人程度の割合です。
うつ病の主な症状
うつ病では主に以下のような症状があらわれます。気になる、当てはまると思うものがある場合は、一度心療内科を受診されることをおすすめします。
[感情にあらわれる症状]
・訳もなくかなしい気持ちになる
・訳もなくさびしい気持ちになる
・訳もなくむなしい気持ちになる
行動にあらわれる症状
・やる気がなくなる
・おっくうになる
・興味や関心がなくなる
[身体にあらわれる症状]
頭痛、頭が重い、肩こり、不眠、便秘、食欲不振、身体の痛み
※感情・行動面の症状に当てはまるものがあればうつ病の可能性が高いです。また、身体の異常を感じるものの、他科で原因が分からない場合は一度ご来院ください。
当院でのうつ病の治療方法
うつ病の治療で一番大切なのは心と身体の休息です。うつ病の方は休むことに罪悪感を感じてしまい、休息をとらない方が多いのですが、まずはしっかりと心と身体を休めることが治療においても重要です。
医院での治療は主に抗うつ薬という、うつ状態をおさめる薬の処方と、患者様の悩みや不安をしっかりと聞く支持的精神療法を行います。抗うつ薬は一昔前までは副作用の強いものが多かったのですが、最近ではほとんどの薬で副作用が少なくなりました。
ご来院いただいた後のご注意いただきたいこと
・症状が良くなったと思い、患者様の判断で薬を飲むことを止めてしまったために、ふたたび症状が重くなってしまうことが良くあります。飲んでいただく薬の量は患者様の状態を見極めた上で調整していますので、飲む量・回数はお守り下さい。
・しっかりと心と身体を休めてください。心を休めるポイントは、答えの出ないことについて悩まないことです。また、無理に気分転換をしようと外出などをする方も多いのですが、かえって逆効果になることも多いので、無理に気分転換をしようとしないでください。
統合失調症
統合失調症はどんな病気?
統合失調症は幻聴や妄想(見張られている・後を付けられているといった妄想)など多彩な症状が現れる病気です。20代前後の比較的若い時期に発病することが多く、高齢になってから発症するケースは比較的少なくなっています。症状は急に現れることもあれば、時間をかけてゆっくりとあらわれることもあります。
統合失調症 3つのタイプ
統合失調症には大きく分けて以下の3つのタイプがあります。
1.破瓜型(はか型)
統合失調症の中で最も多いタイプがこの破瓜型です。20歳前後に徐々に発病することが多く、またその症状も慢性的に続く(急な症状の変化はあまりないが、症状が長く続く)ケースが多くあります。
2.緊張型
緊張型も20歳前後に発病することが多く、激しい興奮状態と昏迷状態(周囲に対する反応が極端に鈍くなる状態)という正反対の症状が現れます。一定期間を過ぎると症状は良くなりますが、症状が良くなったからといって治療を止めると再発します。
3.妄想型
妄想型は30歳前後で発病することが多く、一般的には3つの中ではもっとも症状が軽いタイプです。主な症状として妄想や幻覚が起こり、それ以外の症状はあまり見られません。そのため、周囲の人からは病気と思われないケースも多いようです。
統合失調症の主な症状
統合失調症では主に以下のような症状があらわれます。気になる、当てはまると思うものがある場合は、一度心療内科を受診されることをおすすめします。
・悪口を言われていると感じる。
・誰かに命令されていると感じる。
・他人から危害を加えられていると感じる。
・誰かに後をつけられていると感じる。
・監視されている・盗聴されていると感じる。
・自分の考えや行動が他人の声で聞こえてくる。
当院での治療方法
統合失調症の治療では、症状を抑えるための薬を飲んでいただくことが必要となります。ただ、当院では薬は過不足なく出すことが大切だと考えています。最初は症状を抑えるために薬をしっかりと服用していただき、症状が治まってきた段階で薬を減らしていく。それがトータルの薬の量をもっとも少なくする方法です。
また、一般的な社会活動に徐々に復帰していただくために、デイケアや共同作業所のご紹介なども行っています。
ご家庭での注意点
・症状が良くなったと思い、患者様の判断で薬を飲むことを止めてしまったために、ふたたび症状が重くなってしまうことが良くあります。飲んでいただく薬の量は患者様の状態を見極めた上で調整していますので、飲む量・回数はお守り下さい。
・社会活動に復帰するための基本は規則正しい生活です。特に、決まった時間の食事・睡眠を心がけてください。
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