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不安障害

不安障害anxiety-disorder

心は意識と無意識から成り立っています。
人はふだん意識の世界で生活しており、それを統合しているのが自我という機能です。
意識の世界に無意識の内容が侵入してくると、人はそれを不安として認識します。
不安は自我の統合性を乱すので、自我は不安を排除するために様々な防衛機制を働かせています。
抑圧、否定、投影、摂取、同一化、復元、観念化、合理化、反動形成、昇華などがこれに当たります。
不安障害とはこの防衛機制がうまく働かず、自我が不安に脅かされている状態を指します。
不安が他の症状によって修飾されず、不安そのものとして体験されるのが全般性不安障害です。
一方、不安が強大で動悸や窒息感などの身体症状を伴うものがパニック障害で、対人関係の中で不安が生じるものが社交不安障害です。
不安とは本来対象のない知覚ですが、不安を回避するために症状を具体的な内容に置き換えたものが強迫性障害です。
適応障害やPTSD(心的外傷後ストレス障害)なども広い意味での不安障害といえるでしょう。

症状イメージ

不安障害の種類

不安障害は大きく5つに分類されています。

パニック障害

不安が強大で動悸や過呼吸、窒息感、発汗、手足のしびれなどの身体症状を伴い、このまま死んでしまうのではないかという恐怖を伴うものがパニック障害です。
電車の中や閉じられた空間など、特定の場所で生じるパニック障害もあれば、場所に限定されないパニック障害もあります。 パニック障害で過呼吸が進行すると気を失って倒れる場合もありますが、命に別状はありません。気を失うと過呼吸がおさまるので、そのうち回復します。激しい症状が続くのはせいぜい10分程度です。
パニック障害は本来治る病気ですが、パニック発作をくり返していると治りが悪くなります。くり返しは訓練と同じなので、発作をくり返すと発作を起こすのがどんどん上手になって行くからです。
薬物療法としては一般にSSRIや抗不安薬が用いられます。薬の使い方や日常生活での注意点など、正しい治療を行うためにも専門家に相談することをおすすめします。

強迫性障害

強迫症状には、ある考えが頭にこびりついて離れない強迫観念と、ある行為をくり返さないと気が済まない強迫行為の2つがあります。
自分の手が汚れているのではないかという考えに取り憑かれるのが強迫観念で、手を何度も洗わないと気が済まないのが強迫行為です。 強迫性障害も本来治るはずの病気ですが、強迫観念も強迫行為も過去に数え切れないほどくり返されているので、ちっとやそっとで改善するものではありません。治すためには相当の覚悟と忍耐が必要です。
治療は薬物療法と認知行動療法を併用するのが一般的です。専門家に相談することをおすすめしますが、とにかく一筋縄では行かない疾患だと思ってください。

社交不安障害

人前で緊張しやすく、おおぜいの人の前で発表する場面などで不安が高じ、動悸、赤面、発汗、手足のふるえなどが生じます。みんなと一緒に食事をするのも苦手で、人づき合いを避けるようになり、社会生活を営むのが困難になって行きます。
治療の基本は「場慣れ」をすることで、認知行動療法を用いますが、不安や身体症状を抑えるために薬物療法を併用するのが一般的です。
薬の使い方や日常生活での注意点など、正しい治療を行うためにも専門家に相談することをおすすめします。

適応障害

不幸な出来事や厳しい職場環境など、大きなストレスに対して順応が生じる時期に生じる障害で、抑うつ気分や不安など多彩な症状が出現します。
発症には個人的素質や脆弱性が影響しており、同じストレスに晒されても発症しない人もいることを見逃してはなりません。これがPTSDとの大きな違いです。
本人が置かれている状況に対する反応ですので、治療の基本は原因となっている状況を取り除くことです。すぐに取り除けない場合は、とりあえず抗うつ薬や抗不安薬などの薬物を用いて症状を軽減し、事態が改善するのを待つことになります。
薬の使い方や日常生活での注意点など、正しい治療を行うためにも専門家に相談することをおすすめします。

PTSD(心的外傷後ストレス障害)

例外的に著しく脅威的な出来事(自然災害や激しい事故に遭って死にかけること、他人の変死を目撃すること、強姦や他の犯罪の犠牲者になることなど)に遭遇したあと、数週から数カ月の潜伏期間を経て発症します。
恐怖、パニック、不安、抑うつ、過剰な覚醒、不眠、自殺念慮など様々な症状が見られます。
肝心なことは心的外傷となる出来事が半端ではないということです。上司に叱責されてPTSDになったなどという人がいますが、そんなものはせいぜい適応障害のレベルです。
SSRIをはじめ、症状に応じて様々な薬物が用いられますが、治療は容易でありません。患者の数だけ治療法があると言っても過言ではありませんので、専門家に相談されることをおすすめします。

不安障害の主な症状

不安障害では主に以下のような症状があらわれます。
気になる、当てはまると思うものがある場合は、受診されることをおすすめします。

主な症状
  • 身の回りの不安や恐怖などから過敏に自分を守ろうとする行動を取る。
  • 不安や恐怖を度々感じる。
  • 動悸
  • 発汗(冷や汗)
  • 息苦しさ
  • 手足の震え

当院での不安障害の治療方針treatment policy

診療方針イメージ

抗不安薬という薬で症状を抑えます。
それと同時に、認知行動療法という、考え方のバランスを取って問題に上手に対応できるこころの状態をつくっていくコツを身につける方法を用いて治療を行っていきます。

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